私の場合は正確には出会い系ではないかも知れませんけれど・・・
ある愚痴の癒し系のメーリングリストでした。
彼との出会いは私が初めて投稿した時に、私の愚痴を理解してくれて心の傷を癒してくれるような、そんな紳士的なメールを直接貰った事から始まりました。
初めの内は私の愚痴を一方的に聞いて下さった彼も、いつしか彼の愚痴も私が聞かせて貰うようになって、気が付いたら意気投合して私は夫にも、彼は奥様にも言えないような悩みを打ち明け合う間柄になっていました。
そんなやり取りが半年も続いて、遠距離でしたから彼とはお会いする事もないと思っていたのに、ある日彼からのメールで隣県への出張を知りました。
もちろん私には夫も子供もいる身ですから、言い訳をあれこれと悩んだ末に、友人の帰省と嘘を付いて彼との時間を作りました。
そのことが決まってからは私の日常も変わってしまって、彼とお会いする何日も前から胸の鼓動が聞こえるほどの緊張と、地に足が着かない毎日を過ごしました。
こんな私ですけれど夫とは特に不仲でもなくて、姑への不満を聞いてくれない夫の代わりに彼へお話ししているだけでした。
なのに・・・ほとんど見ず知らずの彼とお会いしてデートの約束をしてしまうなんて信じられませんよね。
本当に思いもしない出来事でした。
そして私の気持ちの醜さも感じて嫌になりました。
彼とは普通のデートのお約束をしたに過ぎなかったのに、「もしかしたら?」だなんて変な想像まで働かせる私が居て、前日の金曜日の夜は普段よりも念入りにお風呂に入って身体の隅々まで洗っていました。
本当に私ってイヤらしいですよね。
当日の土曜日は、彼の出張先の近くまで私から出掛けて行きました。
彼は来て下さると言いましたけれど、やっぱり近所でのデートは後ろめたいですし、誰がどこで見ているか分かりませんものね。
初めてお会いするのに写真と同じ彼は直ぐに見つかりましたし、不思議なことに初めてのお話しも前からの古いお付き合いのように自然に打ち解けました。
彼が駅前で借りたレンタカーに乗って、少し離れた観光地まで来ると夕方近くの時間でした。
誰もいない季節外れの湖の畔を彼と腕を組んで歩くと、すっかり恋人気分のようになってしまって家庭のことなど忘れさせて貰えて楽しい気分に浸れますよね。
そんな私の気持ちを察したかのように、いつの間にか気が付くと彼の手は私の腰に廻っていて「ホテル・・・行かない?」と突然の切り出しに私は心臓が止まるかと思いました。
そんな私を見て、彼は「これが最後じゃないから無理には誘わないけど」と言って貰えたのが凄く安心感になって、私はなぜか肯いてしまいました。
ラブホテルなんて・・・独身時代に夫と入ったのが最後でしたから十数年振りでした。
ホテルの玄関からは、あの独特の雰囲気に身をこわばらせて、いつの間にか私は口数も極端に少なくなってしまったような気がしています。
一緒にシャワーを浴びた時、前の日からの予感はしていたとは言っても、緊張で私の身体は震えが止まらなくて少し恥ずかしい気持ちでした。
そして・・・夫以外の男性の性器を見たのも十数年振りで、尚更に私はぎこちない会話と素振りを続けていました。
それにしても男性器って人それぞれなんですね、彼のは夫のものよりも長さも太さも大きいのですけれど、クビレの所から先の方は少し小さめで、その代わり中ほどはとても太くなっていました。
本当に暫く振りに見る夫以外の男性自身に驚きと、でも少しばかりの興味を持って比べてしまいました。

彼は最後に「いいね?後悔しないね?」と優しく聞いてくれて、私は小さく肯くことしか出来ませんでしたけれど決心はとっくに出来ていました。
彼のものを口に含んだ時に、改めてその大きさに驚いてしまって、私の世間知らずを知らされたような気持ちになりました。
やがて大きく成った彼のものが私の中に入って来ると・・・今までに経験の無いような気持ち良さが背筋を走って、私の頭の中は直ぐに真っ白になりました。
彼の性器の中程の太さが凄くて、私の中を押し広げながら入って来る感じが凄くいいんです。
でも、こんなことになるだなんて運命って分からないものですよね、あれから一月以上になるのに今も信じられなくて夢の中の出来事だったように思えてしまいます。
彼とのデートは楽しくて夢中だったのに、一人帰りの電車に乗った時の気持ちは複雑で、夫への後ろめたさに襲われながらの帰宅になりました。
彼に駅で見送られながら言われた言葉「次は初夏の頃に、また出張で来れると思うから、その時に会えるのを楽しみにしているね」が私の耳に今も響いていて、いけない不倫の始まりを感じてしまいます。
不倫だなんて人事のように感じていて、私には縁遠いいことと思っていたのに、今は罪悪感と密かな歓びとが煎り混ざった複雑な心境で彼の次の出張の日を待っています。
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